株式会社五十嵐賢治建築設計事務所/Kenji Igarashi and Associates CO.,LTD.
東京都世田谷区にある住宅、オフィスビル、テナントビルなどの建築、デザイン、設計監理を行う一級建築士事務所
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千歳台の家/狭小住宅
ご覧いただきましてありがとうございます。
計画地は、世田谷西部地域千歳台地区地区計画内にあるため建蔽率40%、容積率80%という条件
の厳しい場所になります。 前面道路を1メートルセットバックすることで建蔽率50%、容積率100%
に変更する個tができ、結果計画建物の約1坪大きくできるためこの方法を採用することにしました。
1階については室内に柱や壁が出てこないように工夫をして最大限の空間を確保して、家族が集う空間
を実現しました。また、限られたスペースを最大限活かすためにスキップフロアを採用して高度斜線
を交わしながら天井高も確保するように計画しました。
建物概要
敷地面積:75.83m2(22.93坪)
延床面積:75.73m2(22.90坪)
規 模:地上2階建、小屋裏収納
構 造:木造在来軸組工法
地盤改良:地盤改良無
用 途:専用住宅
計画地の北東側から建物全景を見る
計画地の北側に通路があるのですが、基準法上の道路
ではないため高度斜線の影響を受けてしまいます。
そのため中2階を設けることにしました。
東側前面道路から建物全景を見る
道路に面して1階リビングの目隠しになるようにオリーブの
植栽スペースを設けました。
北側通路から駐輪スペースを見る
中2階を設けることでできた外部スペースを駐輪場
として有効利用しました。
玄関ポーチと外部階段
ドアと天井材を木質系で揃えることで一体感が出るように配慮しました。
また、階段には厚さ10センチのコンクリート平板を採用することで、
立体感があり、陰影の美しい階段を目指しました。
1階玄関
玄関の上がり框部分を斜めにすることで人が並べるスペースを確保しました。
正面の階段をスケルトンの鉄骨階段することで、スペースの広がりを確保しました、
スケルトン階段越しに植栽(シマトネリコ)を見る
限られた広さの敷地の中でも建物に入った後も外部空間を感じられる
ようにしたかったので、階段越しに植物が見える窓を設けました。
1階リビングダイニング
玄関に入って左側に目を向けるとこのような風景が目に飛び込んできます。
リビングについてはダウンフロアを採用し、かつ極力天井を上げることで
周囲(246センチ)より30センチ天井を高くすることができました。
1階リビングからダイニングキッチンを見る
キッチンはサンワカンパニーのペニンシュラ型のウィッテを採用しました。
1階ダイニングから玄関を見る
御社がデザインした縦格子で緩やかに玄関からの視線を遮る工夫をしました。
1階玄関
LDK側から玄関ドアが見えないのでうまく視線を遮ることができました。
あと、玄関収納を白一色にするのではなく、木調の天板を乗せることで
廻りと統一感を出すことができました。
ダウンフロアを利用した収納スペース
ここにテレビ廻りで使用するデッキやゲーム機器などを収納できるので
リビングがスッキリと整理整頓されたスペースになります。
目立たないフロアコンセント
既製品のフロアコンセントだと床材と合わず、存在感が出てしまうことがああるので
床下にボックスを造作してフローリング材を蓋として再利用しました。
1階キッチンからリビングダイニングを見る
リビングの天井高を廻りより高くしたので、広がり感を得ることができました。
1階キッチン
ガスコンロ脇にはパントリースペース、カップボードも
全長3メートルあるので、キッチンには充実した収納
スペースを確保することができました。
1階キッチンから鉄骨階段を見る
スケルトンの鉄骨階段を採用することで、スペースの開放感を得ることができました。
また、左奥の階段下も収納スペースとして利用できるよう配慮しました。
1階トイレ
階段下を利用したトイレですが、天井高が低くなりすぎないよう
階段とのバランスを考えながらデザインしました。
トイレ脇のニッチもトイレットペーパーがきれいにレイアウト
できるようデザインしました、
階段脇のニッチ
スイッチ、床暖コントローラー、インターホンが壁から
出っ張らないようにニッチを設け、レイアウトの
工夫をしてコンパクトなニッチをデザインしました。
中2階洗面室
サンワカンパニーの洗面化粧台フィオレットを採用したいと
ご要望があったので、収納スペースを確保するために
カウンター下に集成材で棚をつくり、既製品の籠を置くことにしました。
2階ホール越しに子供部屋を見る
ホールは室内干しスペースとしても利用したいので、
小屋裏収納へ通じる階段はミニマムデザインにしました。
2階ホール
ホールの南側にはバルコニーがあるので、隣接するホールに
室内干し用の物干しを天井に隠蔽する形で設けました。
2階主寝室からホール越しに子供部屋を見る
天井高と同じ高さのドアを採用することで、ドアの上に下がり壁がありません。
結果、視線の抜けができ広がり感を得ることができました。
2階バルコニー
1坪弱の小さいバルコニーですが、屋根付きでホールと一緒に利用
することができるので使い勝手のよいスペースになっています。
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TEL:03-3702-8557
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